丹羽勝次/katsuji niwa

「ONE DAY: 景色の日常」
2007 紙 ( コットマン )、カーボン

「プラトンの国の先住者たち」
2008 自然石、ネオカラー

「薪プロジェクト VER.5 深谷邸の庭に遊ぶ」
2009  薪、ネオカラー

ワークショップ「景色の中へ」 2010
薪、ネオカラー、ローフ

 先の「3.11」に学ぶものは何か、ぼくは考えあぐねている。そして、かすかに、いや確かに言えることは、あらゆる 事や物の在り様が原発の「安全神話」の上に成り立っていた、ということである。それが崩壊したのである。では、ど うするぼく ( ぼくら ) は・・・・・・。
 そこで、今回のアートドキュメントでは「有度山・地の紋所」を手がかりにして、静かに、ゆっくりと自らの足下を 見つめ直そう、と思っている。

1956 静岡大学 ( 美術 ) 卒業
1956~65 新制作派協会展連続入選
1966~68 グループ「幻触」の創立に参加し、切り抜きの「箱」のシリーズを出品
1967 「シェル美術賞展」全国コンクール入賞
1968 「トリック アンド ヴィジョン」展 ( 東京画廊 )・毎日現代美術展
1969 「今日の美術静岡」展 準大賞 ( 静岡県民会館 )
1989 「アパルトヘイト否 ! 国際美術展」静岡県展代表委員
1998 個展 ( 静岡 藤枝 浜松 札幌など )
2005 「幻触」展 ( 鎌倉画廊 )「もの派ー再考」展 ( 大阪国立国際美術館 )
2007~11 「静岡アートドキュメント」( 静岡市青葉公園など )
2011 「日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ」に収録・公開 ( インターネットで )

作品収蔵:静岡県立美術館・静岡市中央公民館・鎌倉画楼